小池百合子都知事はきのう5日(2016年10月)の都議会一般質問で、豊洲新市場問題について「歴代市場長やその他幹部の退職者もふくめて懲戒処分する」という方針を明らかにした。「責任の所在を明確に」「中央卸売市場の体制を刷新したい」と強調した。
小池知事は厳しい処分方針「退職者含めて厳正にやる」
紺のスーツで議場に入る知事に、傍聴席から「役人天国、議員天国を排除して」の声が飛んだ。懲戒処分には免職や減給などがあるが、豊洲移転構想が浮上した17年以降の市場長5人にうち3人がすでに退職しているが、都関連の団体に天下っている。
菊地幸夫(弁護士)は「退職者を処分することは基本的にはむずかしいですが、退職金の返還を求める規則があれば、例外的に返還はあり得るでしょう」という。
坂口孝則(経営コンサルタント)「都庁にはありとあらゆる書類がとってあるはずで、過程を明らかにしてほしいです」
阿部祐二リポーターの直撃にも無言
都の事情聴取に応じると言っていた石原慎太郎元知事は、ヒアリングを拒否したという。おととい4日に阿部祐二リポーターが直撃したときは、石原氏は無言だった。「ああ、変わったなという感じです」と阿部がもらす。
司会の加藤浩次「拒否の理由はまだわかりませんね」
調べられるとまずい人がいっぱいいるらしい。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト