「連れ合いに恵まれたんです。だからここまでやってこれた」大隅教授が頭上がらぬしっかり妻

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   ノーベル医学生理学賞に決まった東京工大の大隅良典・栄誉教授(71)の妻・萬里子さん(69)に「モーニングショー」が話を聞いた。受賞の知らせを聞いた大隅教授は真っ先に「妻に感謝したい」と語り、研究室には萬里子さんの写真があった。仲が良いことで知られ、夫妻で研究をする姿を描いたイラストを教え子たちが作って贈ったこともある。

ロックフェラー大学留学中は働きながら子育て

   萬里子さんは受賞を「夢にも思わず、信じられなかった」という。2人は1971年に学生結婚したのだが、萬里子さんは「勢いですよ。結婚の理由なんか分析しないでしょう」と話す。このころはどちらも若手研究者で、金も仕事もあまりなかった。72年に良典さんはアメリカのロックフェラー大学に留学、萬里子さんは働きながら子供を育てた。

「まあ、しゃあないなあという感じでした。45年間よくつづいたと思います」

   大隅教授と中継がつながった。司会の羽鳥慎一が萬里子さんについて聞くと、「いろんなことで支えてもらっています。私はわがままを通してきた。連れ合いに恵まれました。人生観が一致していたので、ぶつかりあわずに過ごしてこられました」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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