なにか怪しい国際ボート連盟会長の横やり!「東京五輪施設見直しは困る」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   きのう3日(2016年10月)、国際ボート連盟のローランド会長が東京五輪のボート・カヌー会場「海の森水上競技場」を視察し、「素晴らしい施設だ。競技場に適している」と絶賛した。

   海の森水上競技場は当初の経費が69億円から7倍の491億円に膨れ上がり、東京都の調査チームが復興の観点から宮城県登米市へ移転を求めている。

小池都知事と会談「海の森水上競技場はすばらしい。あそこしかありません」

   ローランド会長と会談した小池百合子都知事は、費用削減からの見直しの経緯を説明し、「(見直しは)世論調査で80%以上の賛成をもらっている」と伝えた。

   これに対し、会長は「われわれが再三にわたって、あらゆる可能性を調査、分析し、到達した結論です。レガシーについても検討しました。プロジェクトは(海の森水上競技場)一つしかありません」と述べた。小池氏は検討して結果を速やかに報告すると答えた。

現役ボート選手は強い懸念「海水なので波や強風があり、適していない」

   ボート競技で5大会五輪連続出場の武田大作氏は会長との立ち話で、選手としての立場から見直しを直談判した。武田氏はローランド会長と親しく、海水では波や強風があり、ボート競技場に適していないと率直に述べたが、ローランド会長は「そんなはずはない」と否定したという。武田氏は「国際ボート連盟と東京都が連絡や意思疎通を共有できていないのではないか」と疑問を持ったという。

   司会の加藤浩次「ローランド会長と小池知事と選手がいっていること。全部ニュアンスがちがいますね」

   国際ボート連盟の会長がいきなり口を挟んできたあたり、施設建設見直しを阻みたい勢力が裏で動いているということはないか。このタイミングで、なんだか怪しい

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト