カナダ・バンクーバーに語学留学中の古川夏好さん(30)を殺害したとみられるたウイリアム・シュナイダー容疑者(48)は、地元では札付きのホームレスだった。これまでに住居侵入や強盗の犯罪歴があり、古川さんの遺体が発見された空き家から2キロにあるホームレス施設に出入りしていた。外国人が無料で地元の人と英語で話せるカフェにも顔を出しており、古川さんとここで知り合った可能性がある。
築110年の幽霊屋敷に連れ込み
古川さんは勤めていた会社を辞め、5月(2016年)からカナダで日本語学校に通っていた。同級生の女性は「気さくで、頑張って英語をしゃべっていた」という。10月からはバンクーバーで働く予定だった。
遺体が放置されていた空き家はバンクーバー中心部から2キロの古い屋敷で、1901年の建築というから築110年、レストランに使われたこともあるが、今は使われておらず、「ヘリテージ(遺産)のイメージ。広いのでレンタルでパーティーに使われることもありました。庭に自由に出入りでき、警備員はいない」という。地元では「幽霊屋敷」とよばれたりもしていた。
司会の加藤浩次「バンクーバーは治安がよいと勝手に思い込んでいるところがありますよね」
杉山愛(元テニスプレーヤー)「相手との距離を縮めるときはしっかり見きわめていかないと」
手嶋龍一(ジャーナリスト)「少なくとも一人で行動したらいけません」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト