そんなにデフレは悪いのか?アベノミクス失敗認めずいよいよドロ沼日本経済
最後にアベノミクスの断末魔のお話。9月21日に日銀が発表したリリースには、緩和の軸を量から質へ移しながら、年間80兆円を目途に国債の買い増しを続け、年間6兆円分のETF(上場投資信託)購入も現状維持するというもの。
<「実質的には『白旗宣言』に等しい内容です」(エコノミストの中原圭介氏)>
さらに頼みの国債だが、「日銀が保有する国債の買取価格は、総額で約392兆円に上る。その額面価格、つまり償還時に支払われる金額は約371兆円で、すでに20兆円を超える含み損を抱えています」(シグマ・キャピタルの田代秀敏チーフエコノミスト)>
そして再びデフレが鎌首をもたげてきたと週刊新潮は書き、そもそもそんなにデフレは悪いのかと問いかける。まあ、いい悪いではなく、日銀の政策は頭打ち、年金基金は大損を出している。アベノミクスなど早く屑籠へ放り込めということだ。