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宮崎緑「経歴詐称」?目くじら立てるほどのものじゃない大学での肩書

   週刊文春が元NHKの人気キャスターだった宮崎緑(58)に「経歴詐称」の疑惑があると報じている。何で今さらと思うが、彼女は天皇の生前退位に関する有識者会議のメンバーに選ばれたのだそうだ。彼女の現在の肩書きは千葉商科大学国際教養学部教授・同学部長様だ。

   そんな彼女にどんな「経歴詐称」があるのか。簡単に書くと、宮崎のプロフィールに「昭和63年東京工業大学講師」という肩書きがついているが、内部告発者は、宮崎は某教授の研究室に週1回出入りしていただけで、その教授の授業にゲストが出ると、その司会役をしていたというのである。

   非常勤講師でもなかったし、ましてや講師ではなかった。それでも、その教授が千葉商科大学へ移籍すると彼女も移り、新設された政策情報学部の助教授に就任したというから、相当その教授の引きがあったのであろう。

   当然、宮崎は講師だったといい、東工大側は在籍を確認する文書の保存期間が10年なので資料がないため確認できないといっている。

   私にいわせれば、そう目くじら立てなくても、週刊文春さん、いいんじゃないかな。私も非常勤講師、講師、客員教授などを10年ぐらいあちこちの大学でやったが、教授になろうとは思わなかった。なぜなら、教授会などに出なくてはならない。時間を取られるからである。宮崎は学部長まで登り詰めたのだ。相当な努力をしたのであろう。そっとしてあげたら。

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