これまでヒョウ柄の愛好者といえば「なにわのおばはん」と決まっていたが、ファッション通販の「ZOZOTOWN」が年間購入額から都道府県のランキングを出したところ、大阪は2位で、1位はなんと埼玉だった。
埼玉で本当にヒョウ柄が売れているのか。大宮駅前へ行ってみると、いたいた。ジャケットの下にヒョウ柄のTシャツ、スカート、リュックサック。傘もヒョウ柄、バッグの中を見せてもらうと、鏡やポーチにもあって、家中ヒョウ柄という女性(63)がいた。
「以前は(ヒョウ柄)探さないとなかったけど、(いまは)ふらっと見てもある」「(ヒョウ柄は)元気がない時に元気をもらえる」
埼玉育ちのロッカー、ダイアモンド・ユカイも「40年前くらいから着てますから」という。「ステージでも勝負するときはヒョウ柄。スリムにもなる。太ってる人が着るとキリン柄になっちゃう」
なにわのおばちゃん「ショックやねえ。必ず1位に戻す」
一方の大阪は、「ショックやねえ。絶対に一番と思ってたのに」「関西のパワーは底知れないから、必ずまた1位になる」
スタジオで野上慎平アナが帽子からズボンまでヒョウ柄で決めた。「土曜日の朝早く、六本木にこういう人いませんか」「いるかもしれないなあ」「六本木にはいないよ」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「大阪のおばちゃんは、ヒョウ柄じゃなくてヒョウの顔」
司会の羽鳥慎一「格が違う。ヒョウ柄じゃなくてヒョウ」
全国行動認知脳心理学会の専門家「目立ちたいという心理」
ランキングでは、埼玉、大阪に次いで3位が岐阜、4位が東京だった。吉永みち子(作家)は「特徴がないと言われている埼玉としては、手っ取り早いのかな」という。
羽鳥「東京には大阪の人も多い」
野上「地方の人も多い」
羽鳥「岐阜はなんだろう?」
埼玉のトップについて、全国行動認知脳心理学会の大森篤志氏は「コンプレックスを隠したい」「目立ちたい」という相反する心理があるという。
吉永「みんな、ダサイタマとかいうからね」
野上「埼玉、大阪は東京への対抗心がある。岐阜は愛知への対抗かもしれませんね」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「深層心理は反するんだろうね。だって、普通は着ないもん」