<スーサイド・スクワッド>
痛快!美人で強くて狂ってる女子アクション・・・オンナは少しイカれてるほうがいい

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   ヒーローたちによって捕らえられた凶悪犯たちが、減刑と引き換えに危険な任務を行う「自殺部隊」に集められた。命令に背いた者には自爆装置が作動する。凄腕の狙撃手・デッドショット、悪のプリンス・ジョーカー、その恋人ハーレイ・クイン、炎の使い手エル・ディアブロなど10人だ。そんな彼らに課せられた極秘ミッションとは?

   主演は「MIB」シリーズのウィル・スミス、DCコミックスに登場する悪役たちが勢ぞろいで暴れまくる。

  • (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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減刑と引き換えに集められた「凶悪犯部隊」

   この映画の見どころは女子キャラクターたちだ。女ボスのウォーラーも、何千年も生きている魔女のエンチャントレスも、デットショットの唯一の弱点である娘も、流暢な日本語をしゃべるサムライ女のカタナも、みんな美人で強い女ばかり。なかでも、ハーレイ・クインが本当にキュートで、最高に狂っていて、少女のように無邪気で可愛らしい。愛するジョーカーを「プリンちゃん」と呼び、彼のためなら死も厭わない。持ち前の運動能力で敵をなぎ倒し、見る者を虜にする。

   そんな具合で、男性陣は完全に食われてしまっている。ジョーカーですら、ハーレイ・クインの影に隠れてしまってあまり目立たない。作品のストーリーなんてあってないようなものである。自殺部隊の目的が実は政府が逃がした魔女の魔力を抑えるためだった、政府のミスを隠蔽するためだったなんてことは、はっきり言ってどうでもいいのである。大切なのはアクションのスピード感と、キャラクターの個性だ。

   「女は少しイカれている方がいい」というセリフが出てくる。そこだけでも十分に見る価値のある映画であった。

PEKO

おススメ度☆☆☆

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