3連休にまたトリプル台風!米大学の研究チーム「今後は日本直撃頻発」

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   とにかく「観測史上初めて」がやたら多い。北海道を台風が3つも立て続けに直撃したり、東北地方に太平洋側から上陸したり、きのう13日(2016年9月)の気象衛星の画像にも台風14、15、16号が日本列島をうかがっていて、16号は3連休に接近しそうだという。

   司会の羽鳥慎一「2週間を置いてまたトリプル台風。なんでこんなに多いのですか」

   気象予報士のふたむらちづこは「トリプルは、実はそんなに珍しいことではなく、去年もありました。今年は影響(被害)が大きいので注目されている」と説明する。

「観測史上初めて」続きの発生海域や進路

   羽鳥「発生場所も違うようですね」

   8月の台風は沖縄や日本近海での発生が多かったのだが、14号と16号はフィリピンの東方で、海水温が30度以上という海域だ。

   ふたむら「例年より1度以上高いんですね。27度以上で勢力を維持、30度を超えると急に発達します」

   台風14号は中心気圧890ヘクトパスカルと超弩級だ。上陸する中国は大変なことになる。台風が年々強くなっているという研究結果も発表された。

   カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームは、日本の気象庁や米軍のデータなどを解析し、1977年以降の台風のピーク時の風速の強さが次第に強くなっていると公表した。海面温度の上昇で台風に供給されるエネルギーが大きくなったためだとしている。研究チームは、地球温暖化で今後も海水温は上昇するので、日本、韓国、台湾、中国を直撃する台風の激しさは増すだろうと予測している。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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