東京卸売市場の豊洲新市場のほとんどの建物の下がコンクリートも敷かれず、砕石がむき出しであることがわかった。共産党都議団の調査では、水産卸売棟の地下はコンクリートが敷かれていたが、どうやら案内したと職員はコンクリートがある箇所だけ見せたらしい。民進党都議団が撮影した写真には「むきだしの地面もあった」という。
都幹部「汚染物質が漏れ出す心配はない」
司会の夏目三久は「『あさチャン!』の取材でも新たな事実もわかりました」と伝える。砕石むき出しの床について、都の幹部は「すべての棟がおなじ状況」と話したというのだ。
都によると、もともと建物地下の床をコンクリで覆う設計になっておらず、砕石を敷くことにしていたという。ゼネコンから言われて、作業をしやすくするために一部にコンクリを張っただけだった。
都幹部は地下の天井と1階の間に35~45センチのコンクリが「フタのようになっているので、汚染物質が漏れ出す心配はないと認識している」と話すが、盛り土を提言した「専門家会議」の座長だった平田健正・放送大和歌山学習センター所長はけさ14日の東京新聞で「盛り土は有害物質の拡散を防ぐのに必要だった」「コンクリートの場合、隙間やひび割れなども考慮しないといけない」と語っている。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト