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「小倉智昭」説得力に欠ける覚醒剤後輩への援助!なぜそこまで面倒見なければならなかったか

   最後に、フジテレビ系の朝のワイドショー「とくダネ!」のMCである小倉智昭が、覚せい剤取締法違反で逮捕された俳優に、長年に亘って金銭的援助してきたと先週の週刊文春が報じた。カネは覚せい剤を買う資金になっていたのだから小倉は「資金源」だといわれたことに、小倉は自分の番組で、彼の絵の才能を買って絵の代金としてカネを渡していたので、「資金源といわれることには納得がいかない」と発言した。

   今週の週刊文春は、その人間の知人も、小倉からのカネは「彼の生活費」だったと証言し、そのカネが覚せい剤を買うために使われていたのだから「資金源」だったことは間違いないと再び追及している。

   この中で、小倉が彼に送ったメールを公開している。国税の査察が入り、彼への送金も相当になるため、多額の税金の請求がそちらへ行く。だが、それでは大変なので、贈与税で自分の負担にしてくれと申し入れをした結果、1億円の納付請求が届いたとし、最後は最近は番組の視聴率も悪くて(2013年当時=筆者注)と泣き落としにでている。

   要は、これ以上お前の面倒は見られないという通告のようだが、文面を読むと、可哀相になる箇所もあるし、なぜここまでその人間の面倒を見てきたのだろうと疑問にも思う。小倉は再び自分の番組のなかで、「このメールは全部作り話。作り話でもいいから彼に考えてほしかった」といったが、これはかえって不味かったのではないかと、見ていて思った。

   親しくしていた人間にこれほど詳細なメールを送るのは、相手も「そこまで迷惑をかけていたのか」と納得するものがなくては「考え」はしないはずだ。この2人にはまだまだ窺い知れないやりとりがあったのではないか。最近は視聴率も好調な小倉だが、これが大きな躓きにならなければいいが。

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