サンマが高い!台湾・中国の大型船が日本近海でゴッソリ・・・去年より5割高

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   「サンマの価格が高騰しています。背景には日本と台湾の争奪戦がありました。さらにそこへ中国の動きも出ています」と、キャスターの菊川怜が伝えた。漁業関係者からは「漁に出ても、工場みたいな1000トン級の外国船が魚をさらっていく」という声があがっている。

メディアが「長生きしたけりゃサンマ食え」

   札幌中央卸売市場では去年(2015年)8月に1キロ504円だったサンマの平均価格が、今年8月は738円と5割高だ。日本の漁船が日本の排他的経済水域で操業するのに対し、日本船の5倍もある台湾船は沿岸に近づく前に公海でサンマを獲っていく。台湾ではサンマは人気で、サンマバーガーはすっかり庶民の味となった。

   水産庁が撮った映像には、赤い国旗を掲げて操業する中国漁船も写っている。水産庁船に気付くと乗組員が船名を布で隠した。中国は5年前からサンマ漁に本格的に参入し、去年の漁獲量は4年前の24倍に達した。中国メディアが「日本は平均寿命世界一だから、長い生きしたければサンマを食べるべし」と人気をあおったという。

   中国近海では入漁料をとられるため、遠洋に出る船が増え、投資してもうけようとする富裕層もいる。さらに、サバにも手を出しているという。

いまや2人で1匹

   サンマを1匹150円で売っていた都内のスーパーの店長は「200円を超えては商売にならない。前は1人1匹食べていたのが、このごろは2人で1匹の感じもする」と話す。

   司会の小倉智昭「話し合いで漁獲制限をしなければならないだろうね。海の資源は限られているからねえ」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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