テニスの全米オープン男子シングルスで、錦織圭選手はあす10日(2016年)午前5時からスタン・バブリンカ(スイス)と準決勝を戦う。過去2勝3敗と負け越しているが、攻略法はあるか。
石井大裕アナ「バブリンカと言えば、決まりだしたら止まらない232キロのサーブと、一撃必殺の片手バックハンドが怖いですね。『あさチャン!』ではスーパーバブリンカ砲と呼んでいます」
司会の夏目三久「そうでしたっけ? 今日初めてでしょ」
沢松奈生子(元プロテニス選手)「凄いんですよ、ホントに。他の選手でしたらテニスボールの重みにしか感じないんですが、バブリンカが打つと、砲丸を打ってるようにズシッと来るんです」
しぶとくリターン繰り返して相手がキレるの待て!
沢松によると、攻略のポイントはスーパーバブリンカ砲をノータッチで決められたら、もう忘れることだという。バブリンカは気性が激しいので、怒らせればミスを量産する可能性があると見る。
錦織は7月(2016年)に対戦して2-0で勝っているのだが、この時のデータを見ると、錦織のファーストサーブの確率が64%に対して、バブリンカは44%と低い。錦織のリターンを警戒したためで、このときと同じプレーができればサーブを封じることができる。
夏目「ということは、錦織選手はいつも通りに戦えばいいということですかあ。いけますね」
文 ビレッジマン/似顔絵 池田マコト