広島市内の小学校「カープの授業」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「広島の人の郷土愛というのがわからないんですよねえ」
いや、それがわかるものがあった。広島の小学校6学年には、「言語・数理運用科」という特殊科目がある。さまざまなデータを読み取って考え、表現するのが目的だが、材料としてとして広島カープを据えているという。「カープがなぜ人気があるのか、その秘密を探りましょう」などとあって、おととし(2014年)3位になった時、「3位なのにどうして広島市民はこんなに喜んだのかなぁ」などとある。さらに、過去のカープの順位の表があって、それを見ると3位は16年ぶりだとわかる。こうして、グラフの読み取りを学ぶという寸法だ。
野上「広島では、国語、算数、理科、カープ」
玉川「教科なの。試験もあるの」
野上「週に1回の授業」
熱く語っていた野上は、実は阪神ファン。「6勝17敗。カープに勝利を献上しています。阪神も頑張れ」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト