リオ・パラリンピック開幕!トヨタCMでおなじみ一ノ瀬明「メダル量産」競泳8種目出場

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   176の国と地域から4350人の選手が出場し22競技、528種目が戦われるリオ・パラリンピックが日本時間であす8日(2016年9月)に開幕する。日本からは17競技に132人の選手が出場するが、「スッキリ!!」はメダル獲得が期待できる注目選手を紹介した。

1歳半の時から水泳「夢をかなえたい」

   まず、トヨタ自動車のCMに出演している競泳の一ノ瀬明選手(19)は、競泳の200メートル個人メドレーなど5種目の日本記録保持者だ。先天性右前腕欠損症で生まれつき右肘より先がない。日本人の母親とイギリス人の父親の間に生まれ、1歳半の時から水泳を始めた。パラリンピックを目指すきっかけになったのは、障害を理由にスイミングクラブの入会を断られたことだった。「こうやって障害者になるんだ」と思ったという。

   小学4年生に時に1年間のイギリスで暮らしたのも大きかった。「障害がある人もない人も一緒に練習をしているのを見て、日本でも広めたいと思い、夢を叶えるためにパラリンピック出場を目指した」と話す。

   中学2年でアジア・パラリンピックに出場して、50メートル自由形S9クラスで銀メダルを獲得した。大学進学は競泳で五輪選手を多く輩出している近畿大水上競技部に所属した。

   今年3月のリオ・パラリンピック代表選考を兼ねた春季静岡水泳記録会で、200メートル個人メドレーS9クラスで2分41秒35のタイムを出し、自分が持つ日本記録を更新し代表の座を勝ち取った。11日から始まる競泳100メートル自由形、200メートル個人メドレー、100メートルフリーリレーなど8種目に出場する。

初の正式種目・視覚障害者女子マラソン「道下美里」自己タイム世界2位

   リオ大会で正式種目になった42.195キロを走る視覚障害者女子マラソンに出場する道下美里選手(39)もメダル有力候補だ。右目の視力ゼロ、左目はわずか0.01弱で、144センチの小柄ながら実力は世界2位だ。マラソンを始めたのは30歳と遅い。

   大事なのは絆となるロープでつながれている伴奏者である。リオ大会では途中交代できるように、2人まで伴奏者が認められている。「コーチを信じ仲間を信じてスタートラインに臨むだけ。一番輝いているメダルを取りたい」と話している。

   司会の加藤浩次「道下選手はメダル圏内ですからね」。

   岡崎朋美(元スピードスケート選手)「みなさん輝いていますね。サポートする家族や友人がたくさんいるのでその人たちのためにも頑張ってほしいです」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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