アメリカ・ルイジアナ州で24日(2016年8月)に巨大な竜巻が発生し、スターバックスの店舗が一瞬で吹っ飛んだ。隣のレストランの客が撮影した映像には、横殴りの激しい雨と風が襲い、駐車場のゴミ箱が宙に舞い、停めてある車もブルブル震えているのが写っている。そして停電になり、次の瞬間、スタバが倒壊。なにかに踏みつぶされたかのようにペシャンコになってしまった。
「なんてこった!スタバが吹っ飛ばされた。中に人がいるはずなのに」
撮影者が叫んでいる。店内には客や従業員ら約20人がいた。
店員がトイレに避難指示
司会の小倉智昭「20人も残ってたの?」
ニュースデスクの笠井信輔「そうなんですよ。でも、全員無事でした。なぜか。つぶれる直前に、店員がみんなトイレに避難するように指示したんです。男女それぞれのトイレだけがつぶれずに残ったんです」
小倉「アマタツ(気象予報士の天達武史)も、トイレに逃げるようにって言ってるものね」
この竜巻で一帯の50棟の家屋が倒壊したが、犠牲者はいなかったという。竜巻が近づくと、スマホなどに警報が行くシステムが導入されているのだ。
文 カズキ|似顔絵 池田マコト