和歌山市内で4人を拳銃で殺傷し逃げている溝畑泰秀容疑者(45)が、拳銃2丁を持ち、発砲を繰り返しながらきょう31日(2016年8月)未明から市内の集合住宅に立てこもっている。
溝畑は両手に拳銃を持って隣接する工事中の建物の足場に姿を現し、警察官に向かって拳銃を発射している。また、自分に拳銃を向け、自殺をほのめかすしぐさをしている。
コメンテーターで現代社会論が専門の萱野稔人・津田塾大教授はこう指摘する。「警察は、周りに危険が及ぶのであれば強硬手段を取らざるを得ないだろうが、できれば容疑者を生きたままの状態で確保する方針でしょう。覚せい剤取締法違反で実刑判決が出ているし、拳銃を持っているので反社会勢力との結びつきがあると思われ、解明すべきことがたくさんあります」
文
モンブラン