高畑裕太容疑者の強姦致傷事件で、母親の高畑淳子は先週26日(2016年8月)に謝罪会見を開いたが、一人前の成人であるはずの息子の犯罪・不祥事を親が謝罪し、責任をとるようなことに違和感を覚えた人は少なくない。 「モーニングショー」が街で50人に聞いてみると、「親の責任はある」が19人で、理由としては「子育ての過程に問題」「いくつになっても自分の子供」など。だった「ない」は31人で、「20歳を超えたら自分の責任」「本人の問題」などだった。
石原良純「僕が何かしでかしたら、親父は・・・」
特別な親子でもあったようだ。高畑は若いころは鳴かず飛ばずで、37歳で全国80か所という大舞台の主役に抜擢されながら、公演直前に妊娠がわかり、どうしても産みたいと「舞台を潰した」という。そして生まれたのが裕太だった。子育ては「『これは何かの修行?』と思うくらい手がかかった」と話していた。
その息子が役者の道を歩み始めたことで、ブログにもしばしば親子で登場したり、息子の出演作をPRするなど親バカぶり発揮していた。裕太も「役者として母として世界一尊敬しています」と語っていた。
会見で高畑は「罪を犯した以上、罪を償うべき」「今年いっぱい舞台をお見せするのが私の贖罪だと思っています」と語ったが、ダウンタウンの松本人志は「少し厳しめに言わせてもらうと、もうちょっと息子に怒らないといけない。一緒に乗り越えていこうね、みたいな感じのコメントは、そういう感じで育ってきたのかな、この先もそうなのかなと思ってしまう」と発言した。
石原良純(タレント)「僕が何かしでかした時に、うちの父親がどういう態度をとるのか考えてみると、わからないですね」
司会の羽鳥慎一「実際、そうなってみないとね」
住田裕子(弁護士)「法律的には親の責任はないですが、道義的にね。会見は共感して聞いたから、松本さんのように厳しいことは言えないけど、天然キャラで危うさがあったというのなら、もう少し気を配った方が良かったのではないでしょうか。トントン拍子が裏目に出た」