「ゴジラ」にも出演予定だった
梅宮辰夫の証言では、高倉は本当は酒が飲めるのだそうだが、酔ってタクシーの運転手をボコボコにしたことあり、酔っぱらうと何をしてしまうか恐ろしいので飲まないのだという。また、娘の結婚式に送られた祝電の宛名が本名の「辰雄」になっていたことに感動したと話す。ちゃんとどこかで調べてきて書いたのだ。40年間付き人だった西村泰治の息子の結婚披露宴でスピーチをしている珍しいビデオがある。笑顔で「華やかな日は今日だけで、明日からは荒波の人生でしょう」と語っているが、内容は厳しい戒めであった。
高倉には「三島由紀夫」や「ゴジラ」に出演する予定もあったという秘話も明かされる。ラストではインタビューを受けた全員がリレー式に画面に向かって「健さん」と呼びかける。このように親しみを持って呼ばれるのは、他には「寅さん」しかいない。
佐竹大心
オススメ度☆