台風9号が去った23日(2016年8月)朝、埼玉県東松山市の都幾川の河川敷で、井上翼さん(16)が遺体で見つかり、死因は溺死とわかったが、周囲の状況から殺人の疑いが強い。
きのう24日に少年が父親に付き添われて警察に出頭し、きょう25日にも逮捕する。
水に沈めて溺れさせた?
井上さんの周囲の少年たちの間で、「井上さんに暴行し、死亡したあと河川敷に埋めた」などとLINEのやり取りがあり、少年2人が警察に「友人が人を殺したと話している」と相談に来ていた。
出頭した少年は友人に「殺意はなかった。その時の記憶は曖昧なんです。気づいたら白目むいていました」「やりすぎてやばいと思って、その時は生きているのを確認して、上半身だけ水の上に出して、下半身は水に浸かった状態で放置した」と話していた。
井上さんは21日の夜遅く、友人とLINEでやりとりをしていた。「あすバイトなんだけど」「やばい、休んだらクビになりそー、休んじゃうけどね」と他愛もない内容だ。しかし、翌日に友人がLINEで呼びかけたが返事はなかったという。遺体が見つかったのはその10時間後だ。
周辺の少年たちから任意聴取・・・微妙に食い違う話
取材した飯村真一アナは「誰に聞いても、井上さんは人懐こくて明るい少年だったといいます。それがなんでこうなったのかがわからない」という。警察は任意で10人以上の少年から事情を聞いているが、話は微妙に食い違っている。
司会の羽鳥慎一「トラブルではなさそうですね」
高木美保(タレント)「子供ですから、急に喧嘩を始めるかもわからない。どうしても川崎の事件を思い出してしまいますが、あれも殺す気はなくても引っ込みがつかないとかで、心理がわからない」
羽鳥「やばいと思ったが、やりすぎた」