リオ五輪閉会式「東京PRパフォーマンス」最新デジタル技術駆使して観客魅了

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   リオ五輪の閉会式で小池百合子都知事に五輪旗が引き継がれ、東京をPRするパフォーマンスが披露された。このパフォーマンスは「フラッグ・ハンドオーバーセレモニーと呼ばれるものだ。

   冒頭、中央のフィールドに日の丸の旗が現れ、次に4か国語で感謝を表す人文字の映像が現れた。東日本大震災の被災地の生徒らが作った人文字で、世界中から寄せられた支援への感謝の気持ちを込めた。「LOVE SPORT」をテーマに若いアスリートや人気アニメのキャラクターの映像がながれ、ステージに置かれた土管の中からスーパーリオに扮した安倍首相が現れた。

   最後は、市松模様の東京五輪エンブレムを光るフレームで形作り、「SEE YOU IN TOKYO」の文字とともに、富士山を背景にした東京スカイツリーなど東京の街並みを影絵で浮かび上がらせた。

「安倍マリオ」海外メディアはべた褒め

   これらはAR「拡張現実」というデジタル技術とCGを組み合わせたもので、振り付けや音楽はPerfumeなどの振り付けのMIKIKOさん、椎名林檎さんが担当した。

   司会の加藤浩次「いやあ、かっこよくて安心しました。東京五輪の開会式を不安に思っていた人がいたと思いますが、これを見たら安心したというか、期待感が高まった気がします」

   ロバート・キャンベル(東京大教授)「『安倍マリオ』は最高でした。世界中の新聞10紙ぐらいを見比べたのですが、日ごろは安倍首相に厳しいメディアがベタ褒めでした。ゆるく人間臭いリオの演出とは違って、すごくシャープで無機質でテンポが速いのがすごくよかった」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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