きのう22日(2016年8月)朝、福岡県須恵町の建設作業員の男性(39)から「子どもが死んでいる」と110番があった。死亡していたのは小学校5年の淵俊介君(10)、双子の1年生の美唯ちゃん(6)と美菜ちゃん(6)、未桜ちゃん(3)の4人兄妹だ。1階和室の布団の上で首を絞められたような痕があった。
室内にいた母親の純子容疑者(41)は、放心状態で手首に刃物で切り付けたようなけがをしていた。警察は純子が無理心中を図ったとみて殺人の容疑で逮捕した。父親は純子と4人兄妹とは別の部屋で寝ていた。
近所の住人「明るい人だったのに急に人が変った」
近所の1人は最近の純子に異変を感じていた。「以前は明るかったのに、1週間前に会った時は暗いと思いました。用件が終わると、すぐに家の中に入ってしまいました」と話す。数日前には自ら警察に110番通報した。警察官が駆け付けたが、トラブルは何もなく、情緒不安定になっていたのではないかと見られている。
近くの人たちは「(純子容疑者は)おとなしい優しいきれいなお母さんです」「俊介君が先月(2016年7月)の最後の日曜日に、町内の草刈りの手伝いをお母さんと一緒にしていました。お母さんが大好きな男の子でした」と話している。
司会の小倉智昭「なぜ、こんなことになったのだろう。何か思い詰めていたのでしょうか」
一ツ石
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト