小池都知事の足引っ張る「特別秘書官」極右元都議と政治素人の元読売新聞記者
リオ五輪の閉会式に出席した小池百合子都知事と都議会のドン・内田氏との第1ラウンドは、築地市場の「豊洲移転問題」になりそうだと週刊文春が報じている。
それはともかく、週刊文春は知事の「都政改革」を担うことになる2人の知事特別秘書官に問題ありだと追及している。1人は野田数(かずさ)氏(42)。自民党都議などを経て、12年に維新の会から衆院選に出馬したが落選している。小池氏の秘書を務めた経験もあるそうだ。
<「都庁では極右として知られている人物です。都議時代には、朝鮮学校への補助金廃止を訴えたり、国会議員の尖閣諸島視察団に都議で唯一参加して国旗を掲げたりしていました。十二年には日本国憲法無効論を唱えて、大日本帝国憲法復活の請願を都議会に提出。当時の橋下徹代表の顰蹙を買ったそうです」(元都議)>
もう1人は、元読売新聞記者の宮地美陽子氏(39)。早稲田大学の柔道部出身で、全日本学生女子柔道大会にも出場しているそうだが、政治畑は詳しくはないようである。
自民党都議団は手ぐすね引いていると週刊文春は書いている。<「野田氏が議会対策を担当するようですが、彼はキワモノ。我々も野田氏に狙いを定めていく。一方の宮地氏は政治の素人。ワーキングマザーというだけで抜擢したのでは」(自民党都議)>
さて、この勝負いかがなりますか。