SMAPの解散発表後、CDやDVDは在庫がなくなるほどの売れ行きだというが、ファンが知りたいのは「どうして?」だろう。メンバーが先週からラジオ番組で語り始めた。
きのう21日(2016年8月)夜、香取慎吾と草彅剛のパーソナリティーをつとめるラジオがあったが、『解散することになりました。お詫びします。ファンのみなさまありがとうございました』と通り一遍の内容だった。中居正広もおとといのラジオ番組で「オリンピックの期間中に発表ということになったことを深くお詫び申し上げます」と話したが、新しい内容はなかった。
木村拓哉「ラジオ番組」で放送できなかったメンバー1人1人へのメッセージ
これに対して、19日の番組で木村拓哉はこうコメントした。「人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに、いま・・・本当に言葉が・・・見つかりません。すべてのSMAPファンのみんなに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません。本当にごめん」
これは滞在先のハワイからのボイスメッセージで、まだ続きがあったという。メンバーひとり一人に向けた言葉があって、解散は木村さんの本意ではないと語っていた。これを聞いた担当者は、「こんなの放送できるんですか」といったという。結局、この部分はカットされ、内容は公表されていない。
解散はハワイにいた木村を除く4人がジャニー喜多川社長と話し合って決めたという。解散と聞かされた木村は「活動休止のはずだったのに」といったという。ニュアンスの違いはこのあたりにあるのだろう。
明石家さんま「解散は良かった。あのままの状態では意味ない」
外からの声もある。明石家さんまさんはおとといのラジオ番組でSMAP解散を支持した。「俺は個人的にはこれでいいと思いますね。あのままの状態では、SMAPは続けても意味がなかったと思うのでね。各々これから個人でね、頑張っていただくのがありがたい」
「あのままの状態」とはどういう状態だったのだろう。メンバーや関係者が一番触れられたくないところではあろうが、ファンが知りたいのはまさにそこだ。
司会の羽鳥慎一「年内で放送終了が決まった『スマスマ』(フジテレビ系番組「SMAP×SMAP」)ですけど、明後日(24日)に収録が行われるということです。解散発表後5人が初めて顔を合わせることになります」
その様子がまた話題になるわけだ。