日本中が固まった「吉田沙保里が負けた!?」国際試合で15年ぶり

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   女子レスリング53キロ級の吉田沙保里が決勝で敗れ、五輪4連覇はならなかった。「ごめんなさい」と泣きじゃくった。国際試合での負けは15年ぶりだ。

   決勝の相手はアメリカのヘレンルイーズ・マルーリス選手だった。世界中が吉田を研究し尽くしている。さすがの吉田も攻めあぐねるうちに、細かくポイントを稼がれ、ポイント1-4で劣勢のまま最後のタックルに入ったところでタイムアップとなった。

「悔しい。最後の最後に落とし穴にはまった」

   マルーリスの笑顔がはじける足元で、吉田はしばくうずくまったまま動かなかった。スタンドでは女子レスリング金メダルの登坂絵莉が涙を流していた。4連覇を達成した伊調馨も土性沙羅も固まっていた。

   吉田は「たくさんの人に応援していただいたのに、銀メダルで終わってしまって申し訳ないです」「主将として金メダルをとらなきゃいけないのに、ごめんなさい」「悔しい。最後の最後に落とし穴にはまった」と話した。

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「この涙のレベルは本人にしかわからないですよ。われわれではうかがいしれないもの。銀だってすごいことなんだから」

   司会の羽鳥慎一「胸を張って、帰ってきてほしいです」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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