女子レスリング強すぎる!金メダル3つ・・・あす早朝に吉田沙保里4連覇

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   きのう17日(2016年8月)に始まったリオ五輪のレスリング女子で、58キロ級の伊調馨選手が4連覇を達成したほか、48キロ級の登坂絵莉選手、69キロ級の土性沙羅選手もともに五輪初出場で金メダルとなった。

   登坂は世界選手権3連覇中で、誰もが「あれは強い」と言い、吉田沙保里選手も「霊長類最強のタイトルを引き継ぐのは彼女」というほどの逸材である。対戦相手は日本人キラーの異名を持つアゼルバイジャンのマリヤ・スタドニク選手で、これも強い。

   ポイントで2-1とリードされた最後の20秒で、登坂が攻めに攻めて左足をとってひっくり返し、バックを取った。同時に時間切れ。登坂のガッツポーズの向こうに、おどりあがって喜ぶ栄和人コーチの姿があった。登坂は吉田にならって日の丸を持つ栄コーチを肩車して、マットを一周した。

伊調馨は一足お先に五輪4つ目の金

   伊調はロシアのワレリヤ・コブロワ選手と対戦。思うように攻められないままポイントでリードされたのを、残り30秒でバックをとってひっくり返した。アテネ大会で五輪種目となって以来負けなしだ。

   メダルを首に「カメラマンの方に4という数字を作ってと言われて、やっと4連覇の実感が湧いてきました。1人でも多くの人にこのメダルを見せて、ありがとうと言いたい」と語った。

   土性はロシアのナタリヤ・ボロベワ選手と対戦した。重量級のスピードがある攻防は迫力満点だ。互いにポイント稼ぎながら、最後は土性が押し切った。予選からの無表情がここで弾けた。とびきりの笑顔だった。

   これで日本の金メダルは10個。ロンドンは7個だったから、すでに上回った。これに銀が4個、銅が18個。

   司会の羽鳥慎一「五輪4連覇は4人目です。女子では初です。大変なことです」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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