リオオリンピック女子レスリングで日本選手が3階級で金メダルとなり、司会の小倉智昭が「放送直前に入ってきました。いやあ、やってくれました」と伝えた。「伊調馨選手は五輪4連覇で、快挙です」と菊川怜キャスターも声を弾ませる。
圧巻の金メダルラッシュは、けさ18日(2016年8月)5時20分ごろから始まり、まず48キロ級決勝でがアゼルバイジャンの選手に残り8秒で逆転勝利した。登坂は「今までで一番重たいメダルです。いろんな人の思いがつまっている」と喜ぶ。69キロ級では土性沙羅が五輪初出場で金メダル。「最後まであきらめずにやった」と興奮している。
「最後はお母さんが助けてくれた」
58キロ級の伊調は決勝でロシア選手と一進一退の攻防をつづけ、残り5秒で逆転した。これで04年のアテネ大会、北京、ロンドン、リオと4つ目の金メダルだ。「最後は相手がタックルに入ってきたので、チャンスと思ってとりにいった」という。
スタンドでは家族が2年前に亡くなった母トシさんの遺影を持って応援していた。「最後はお母さんが助けてくれたと思います」
スタジオの木下康太郎アナ「ラスト数秒の勝利に今でもドキドキしてます」
五輪4連覇に今夜は吉田沙保里が挑む。
小倉「これで日本の金メダルは一気に10個になりました」
菊川「大台ですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト