大手居酒屋チェーン「鳥貴族」の南柏店(千葉)で先月(2016年7月)、酎ハイに食品や食器用に使われる消毒アルコールを間違って出してしまっていた。食品や食器用に使われるもので、サトウキビから作られるもので、口に入っても問題はなく、いまのところ健康被害の連絡などはない。
消毒アルコールは度数70度くらいはあり、通常の焼酎は20~25度だから、客は相当強い酎ハイを飲んでいたことになる、飲んで分からなかったのか。「酔ってたら味はわからないよ」「改善してくれたらいい。安いし、庶民の味方」。店は飲んだ客に返金しているが、これじゃあ、返金分もすぐ飲んじゃうんだろうね。
ドリンクサーバーの不具合だろうと店は放置
客に151杯も提供されていて、店員は異変に気付いていたが、ドリンクサーバーの不具合だろうと放置していた。メンテナンスの時に間違いに気づいたという。通常、焼酎は銘柄が書いてある段ボールに入れたまま蛇口からカップに注ぐから間違うことはないのだが、この時は何の表記もないプラスチック容器を段ボールから出して使っていた。
専門家は「食べ物を扱っているという根本的な教育が足りないのではないか」と話す。
司会の羽鳥慎一「アルバイト店員ですか」
青木理(ジャーナリスト)「チェーン店でもファーストフードでもマニュアル化しているから、提供している方も食べている^われわれも、どこでどう作られているかに鈍感になっていますよね」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「マニュアル化しなかったら安くできないですよ。安いことが今は最大の売りだから」
羽鳥「(鳥貴族は)美味しいですよ」
玉川「(羽鳥さんは)焼き鳥好きだもんね」