「とっても長生きのサメが発見されました」と宇垣美里アナが伝える。デンマークの研究チームが推定年齢392歳のニシオンデンザメを発見したというのだ。北極海が生息域だというこのサメは、1624年ごろの生まれになる。日本では徳川家光が将軍を務めていたころだ。
海の底に住んでゆっくり成長
これまで最年長とされていた動物は、211歳のホッキョククジラで、今回のニシオンデンザメはこれを大きく上回った。ニシオンデンザメの寿命は400歳を超えている可能性があり、人間を含む脊椎動物のなかでもっとも長寿かもしれない。
ニシオンデンザメは深海に生息して成長が遅く、生態の調査方法が確立していない。研究チームは目に含まれるタンパク質を調べることで年齢や寿命を推定することに成功したという。