間口が狭くてマグロ解体の長包丁使えない!?
もうひとつは水の問題だ。築地では水道水の他に、濾過・殺菌した海水も使って水産物から床の清掃までを行っている。海水は月額1万3000円で使い放題。それが豊洲では建物が傷むという理由で海水禁止になった。さらに、小割のスペースの間口が狭くて商売にならないという。長い包丁を使って行うマグロの解体ができないというのは確かに深刻だ。
いったい誰が設計したのか。使う人の話を全然聞かずに図面を引いて、実際作っちゃったというわけだ。
野上慎平アナ「わかってないことがあるというのが慎重派の声です」
司会の羽鳥慎一「実際に使わない人が話を進めていって、使う人がちょっと待ってくれと言ってるんです」
野上「床が50年保たないと言っています」
羽鳥「あれ、かさ上げしてるんですから、抜けるかも」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「1・8メートルかさ上げしたのは、下に配管を通すとかいうんですが、仲卸の人の話だと、やはり土壌の汚染があって、それが出てきた時の緩衝だと都側が言っていたというんです。本音がその辺にありそう」
小池知事はどう判断するか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト