小池都知事「ドン内田茂」封じ込め布陣!対決してきた元都議を政務特別秘書

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   自民党東京都連はきのう4日(2016年8月)、石原伸晃会長、内田茂幹事長ら幹部5人の辞任を決めた。小池百合子都知事の宿敵・内田氏は報道陣から何を聞かれても答えず、エレベーターに乗り込んだ。まあ印象は最悪だ。

   ある自民都議は「(内田支配の)状況はかわらないんじゃないか。幹事長が誰になっても陰で操る」という。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「内田さんの影響力が及ばない自民党都議はほとんどいませんからね、知事サイドがこの影響力を削いでいく状況になるのかどうか」と見る。

都連幹事長辞任しても陰で影響力行使

   2013年の都議選で、落選していた内田氏の応援に立った安倍首相が、「バッジがないにもかかわらず、(都連の)幹事長を務めたのは、おそらく内田さんが最初で最後ですよ。それくらい力がある」と言っている映像があった。いったいどんな「力」なのか。

   小池知事はきのう政務担当特別秘書に野田数・元都議を任命した。知事は「長年の友人。ガッツも実務能力もある」という。

   司会の羽鳥慎一「どんな人ですか」

   16年前に小池の秘書を務めた。のちに都議になったが、内田氏が牛耳る体制に反発して飛び出した。都議会の闇の部分に精通しているという。特別秘書は議会の同意なしに2人まで任命できる。いわば知事の腹心だ。

   テレビ朝日政治部の中丸徹記者は「これで小池氏が党本部とはことを構えないが、都議会とは真っ向から対立する姿勢が見えてきた」という。しかし、自民都議には内田氏の腹心も多く、長年築いてきたシステムみたいな物もある。まさに「力」というやつだ。戦いは激しいものになるだろうと見る。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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