東京五輪の追加競技として日本が提案していた野球・ソフトボール、空手、スポーツクライミング、スケートボード、サーフィンの5競技18種目が、IOC総会で承認された。
野球は横浜スタジアム、空手は日本武道館が会場となるよていだがが、このほかのスポーツクライミング、サーフィン、スケボーは何をどう競う競技なのだろう。
登るスピード、高さ、クリア数の合計得点!CM人気の大場美和に注目
岩場に見立てた壁を上るスポーツクライミングは、壁を上る速さを競う「スピード」、制限時間内にどれだけ高く登れるか競う「リード」、制限時間内に登ったコースの数を競う「ボルダリング」の3種目の合計点で順位を決める。高校校舎の壁をロープなしでスイスイ登るCMで有名になった大場美和選手(18)が有力だ。
サーフィンは技のダイナミックさやテクニックを競う「ショートボード」で、大原洋人選手(19)は昨年(2015年)8月にアメリカ・ロサンゼルスで行われた全米オープンで日本人初の優勝に輝いた。会場はプロサーファーのメッカといわれる千葉県一宮町が。波も心配ないという。
スケボーは東京・お台場に特設会場
スケートボードは斜面のジャンプや回転技を競う「パーク」、街中を模したコースで異物を飛び越える「ストリート」に2種目がある。東京・渋谷で行われた世界大会で2位になった瀬尻稜選手(19)は世界大会で2度優勝しており、金メダルへの期待が高い。東京・お台場に特設会場が設置される予定だ。
コメンテーターの宇野常寛(評論家)「スケートボードとかスポーツクライミングが競技になっているのに衝撃を受けました。個人が楽しむものと思っていて、どうやって競技をするのかと思っていたら意外とゲーム化されていて新鮮な驚きがあります」