「雷雲が接近しておりますので、皆様には館内にて待機していただいております」と避難誘導のアナウンスが流れる。きのう2日(2016年8月)正午ごろ、千葉県浦安市の東京ディズニーランドで停電となり、一時客を屋内に避難させた。
園内にいた人たちは「雨がザーザーすごく降って、ゴロゴロとすごい雷の音がしていました」「ハンバーガー店でご飯を買っている時に急にパッとメニュー表が消えてしまって」「稲妻っていうんでしょうか、ドーンと落ちているのが見えました」
夢の国を雷が襲うとは予想できなかったのか、一様に驚いていた。水の中を進むボートをスタッフが押して客を運んだり、安全装置が作動しなくなり運転ストップしたアトラクションもあったりしたが、客には熱中症予防のために冷たいタオルや水が配られた。
ゲリラ豪雨の東京・錦糸公園ポケモンの巣「茨城から来たので」
関東地方で夏休みの行楽を襲ったのは不安定な大気だった。各地で豪雨ゲリラが発生して道路が川になったり、マンホールから雨水が噴き上げたりした。そんなときに土砂降りの東京都墨田区の錦糸公園では信じられない光景があった。
「何をやっているんですか」と2人の女性に聞くと、「ポケモンGOをやっています」。錦糸公園は「ポケモンの巣」といわれているそうだ。あっちにもこっちにも、傘を2本差した人もいる。雨の中でもやりたいのは「遠くの茨城県からやってきたので」、別の男性は「すぐやむんじゃないかな」と空を見上げる。
司会の小倉智昭「雨の中であんなに一生懸命やるんですね」
気象予報士の天達武史「雷注意報が出ているときにポケモンをやっていた人がいましたが、木の近くは危険なので控えた方がいいですね」