今年はサンマ高そう!北海道沖で台湾・中国「激獲り」大型船でゴッソリ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   サンマが高い。「背景には台湾や中国との争奪戦がありました」と司会の夏目三久が実状を伝えた。7月11日(2016年)に札幌で行われた初セリでは1キロ(6匹)20万円の史上最高値が出た。市内の店頭価格は1匹3万7800円にもなる。まあ、これは話題つくりのご祝儀相場だから参考にならないが、その後も高値が続いている。

漁船数制限の国際会議も効果なし?

   高騰の原因は、海水温の上昇で不漁になっていることに加えて、台湾・中国漁船の「激獲り」だ。大型漁船が北海道沖の公海に繰り出している。サンマはとくに台湾でブームになっており、パンにはさんだ「サンマドッグ」も登場し、すっかり庶民の味だ。

   台湾のサンマ漁獲量は2年前から日本を抜いてトップで、中国でも数年前から増えている。危機感を持った日本は去年(2015年)9月に国際会議を開き、漁獲量を急激に増やさないことで合意したが、効果は出ていない。日本が開発してきた漁場だ。なんとかしないといけない。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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