ゲリラ豪雨が各地を襲っている。きのう2日(2016年8月)は、東日本から北日本の広い範囲で大気が不安定となり、関東地方でも激しい雨が降った。神奈川・川崎ではあふれた水が民家に流れ込み、「まだ大丈夫と思っているうちにワーッと水が押し寄せた」という畳店では、瞬く間に商品の畳が水につかった。
千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートでは落雷で停電となり、客が屋内に一時避難した。茨城県では漁船が転覆し、山形県舟形町の最上小国川でアユ釣りをしていた3人が中洲に取り残されて救助された。東海道新幹線は一時運転を見合わせた。
上空の寒気と暖められた地表の温度差で積乱雲発達
司会の夏目三久「こういう天気がきょうもつづくということですか」
気象予報士の井田寛子「はい。積乱雲が発達します」
上空に寒気が入ることで暖められた地表との温度差が増すため、日中だけでなく、深夜から朝にかけて激しい雷雨が発生する恐れがあるという。日中なら一時的だが、夜から朝の雷雨は長引き、平野部もふくめた広い範囲に及ぶケースがある。
井田「きょうも発生確率は高いです。気をつけてください」
気象庁はあす朝までの24時間に北海道、北陸、四国などの多いところで120ミリの雨量を予想している。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト