小池百合子都知事誕生の立役者となった自民党衆議院議員の若狭勝氏がスタジオに出演し、選挙戦や今後について語った。司会の小倉智昭が「選挙戦の最初から最後まで応援し、小池さんに寄り添っていましたが、何がきっかけだったのですか」と聞く。
若狭「東京に女性都知事が絶対必要だという信念がありました。日本の女性が活躍するためにも、国際的に発信するためにも必要だと思っていました。また小池さんは東京の顔にふさわしい人だと思いました」
小倉「でも、小池さんを応援すれば自民党を除名される可能性がありました。自身は自民党をやめてもいいぞという気持ちもあるんですか」
若狭「国会で法律をつくるときには与党にいることが一番です。ですから自民党に籍に置きたいという気持ちはあります」
小池知事「利権情報分析の『プロ中のプロ』」
小池知事はきのう1日(2016年8月)、元東京地検特捜副部長の若狭氏について「利権を追及するために必要な情報の分析については『プロ中のプロ』」と期待を込めていた。
小倉「副知事はどうかという声もあるようですが」
若狭「たしかに副知事として利権追及するのも一つの選択肢ですが、一方で国会議員としてテロ関係の法律を整備する仕事もあります。それは東京五輪・パラリンピックにも絡んでおり、東京のためにも役立ちます。副知事か国会議員か、悩ましいところですね」
若狭氏にとっても大きな決断だったに違いないが、勝てば勝ったで贅沢な悩みがあるようだ。
一ツ石
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト