小池百合子「ジャンヌダルクにしてはいい年ですが、果敢に都政改革」

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   東京大改革を公約に都知事選に大勝した小池百合子氏に司会の加藤浩次が電話インタビューした。

   ――ここまで大差になるという予想はありましたか。

   小池「私は組織がありませんので、動員をかけるということはないわけで、驚きました。291万票という重みのある1票1票を頂戴して感動すると同時に、重責を感じています」

   ――無党派層の半分が小池さんに入れた。

   小池「都政が変わるのではないかという期待感、そして私自身、具体的な案を出させていただいた。それに対しての1票ではないかと思います」

   ――選挙運動中に都知事の報酬を半分にすると発言されましたが?

   小池「自ら身を切る姿勢が大事と思って知事報酬の半減をお伝えしました。都議会にも諮り、賛同をいただければと思っています」

   ――今後、安倍さんや自民党との関係はどうするお考えですか。

   小池「都知事の仕事は政府、与党と連携を密にし、良くしていかねばなりません。総理には当選のご挨拶に伺うつもりです」

「まずは情報公開。都民のみなさんにいろいろ伝えてご判断いただく」

   読売新聞特別編集委員の橋本五郎も質問した。「ジャンヌダルクが都政を乗っ取った。ただ、ずっとジャンヌダルクでいられるかというと、都知事になれば違ってきます。これからの一番の問題は都議会との関係で、うまくやらないと都政は進みませんが・・・」

   小池「ジャンヌダルクの19歳に比べていい歳をしておりますが、今後は都政の情報公開を進めていきたいと思っています。いろいろな提案をさせていただきますが、なぜ提案をするのか、それに対するどのようなリアクションになっていくのか、都民のみなさん方にお伝いしたいと思っています」

   小池氏の勝因について、日本テレビの青山和弘解説委員は、無党派層の49.4%、自民党支持層の54.9%が小池氏に入れたことを示して、「既存組織との対決姿勢が奏功した」と指摘した。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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