用心深い大橋巨泉さんでも見抜けなかったとんでもない医者!カルテも読まずにモルヒネ系投薬

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

巨人選手のあきれる脇の甘さ!今度は暴力団関係者と飲食したり試合前のグラウンドで談笑したり

   週刊文春は6月下旬(2016年)にNPB(一般社団法人日本野球機構)が各球団に向けて赤い文字で「緊急」と書いた顔写真入りの『手配書』を出したと報じている。

   内容はというと、野球賭博事件に関する調査の過程で、暴力団関係者の属性を隠して複数の球団の選手に接触している人間がいることがわかったというのだ。ご丁寧にその人間のカラー写真から実名、住所、生年月日から電話番号まで記載されているという。そのA氏というのは広域指定暴力団の元組長で、NPBは入場券の販売や全球団への入場を排除する通知を内容証明つきで送り、各球団に対応を要請したというのである。

   すわ、また暴力団がらみの不祥事発覚かと思って読んでみたが、それほどの大騒動になることではないようだが、野球選手、それも巨人の選手の脇の甘さがよくわかる話である。

   当該の元組長氏もインタビューに答えて、そうした事実はあると認めている。身分を隠して選手に近づいたのは、「その点は反省しています。自分としては、選手に迷惑をかけまいという配慮のつもりでしたが、結果的に嘘をついたことになるならば申し訳なく思う。過去は隠しようがない事実ですが、今は堅気として生活しているし、どの組とも関係ありません。何より選手は悪くない。そこはご理解ください」

   巨人の中軸選手、坂本勇人、長野久義、内海哲也らが複数回、その人間と飲食をともにしていたことがわかっている。また、見学パスを使って何度も試合前の東京ドームのグラウンドに立ち入っていたことも判明しているという。暴力団員が自ら私はヤクザですというわけもない。不動産屋、飲食店店主などと偽って選手に接触してくるのが常套手段であろう。

   件の元組長は野球賭博には関わっていなかったというが、選手の中には自分のケガの相談までしている者もいたという。主力選手がケガといえば有力な情報になり、賭博のハンデも違ってくるかもしれない。それにしても巨人をはじめ、プロ野球選手はカネをチャラチャラさせてくる人間に弱すぎる。再び暴力団がらみの不祥事が起こることは間違いないだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト