植松聖「障害者抹殺テロ」と共通する「年寄り排除」・・・強まっている社会的弱者排除の風潮

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

都知事選後が見もの!小池百合子と都議会のドン内田茂の泥沼死闘

   週刊文春は鳥越報道の罪滅ぼしというわけではあるまいが、都議会のドンといわれる内田茂自民党東京都連幹事長(77)の「黒い歴史」を巻頭でやっている。内田氏の力の前にはあの石原慎太郎都知事も敵わなかった。徳洲会からのカネの問題で辞任した猪瀬氏は、内田氏を「東京のがん」だと難じ、彼の嫌がらせで自殺した元都議の遺書を公開した。

   内田氏の差配で自由に使えるカネが約10億円ある。国会議員並みの集金力の背景には、建設会社や不動産会社が潤う規制緩和をやっているから。内田氏が監査役をやっている電気工事会社の売上高が急成長しているのは、内田氏が強い発言力を持っている五輪関連事業を請け負っているからだが、おかしくはないかなどなど。

   都議会解散を唱え、内田氏を批判している小池百合子氏だが、当選したらこのドンとどう対峙するのかと、週刊文春は問うている。小池氏贔屓に私には思える週刊文春は、小池新知事と組んで内田退治をするつもりなのだろうか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト