都知事選後が見もの!小池百合子と都議会のドン内田茂の泥沼死闘
週刊文春は鳥越報道の罪滅ぼしというわけではあるまいが、都議会のドンといわれる内田茂自民党東京都連幹事長(77)の「黒い歴史」を巻頭でやっている。内田氏の力の前にはあの石原慎太郎都知事も敵わなかった。徳洲会からのカネの問題で辞任した猪瀬氏は、内田氏を「東京のがん」だと難じ、彼の嫌がらせで自殺した元都議の遺書を公開した。
内田氏の差配で自由に使えるカネが約10億円ある。国会議員並みの集金力の背景には、建設会社や不動産会社が潤う規制緩和をやっているから。内田氏が監査役をやっている電気工事会社の売上高が急成長しているのは、内田氏が強い発言力を持っている五輪関連事業を請け負っているからだが、おかしくはないかなどなど。
都議会解散を唱え、内田氏を批判している小池百合子氏だが、当選したらこのドンとどう対峙するのかと、週刊文春は問うている。小池氏贔屓に私には思える週刊文春は、小池新知事と組んで内田退治をするつもりなのだろうか。