いささか飽きてきた感じもある都知事選の話題だが、「いよいよあと4日、舌戦もヒートアップしています」とけさ27日(2016年7月)も司会の羽鳥慎一が取り上げた。きのう26日は各陣営に大物が登場したのだという。
組織固めを図る増田寛也の選挙カーには元東京都知事の石原慎太郎氏(83)が上がった。「今度の選挙に(小池氏に)出たらいいなんて言ったことは、毛頭ございませんからね。そこに私の息子がいて苦労しているけれど。(小池氏は)都連の会合に1回も出て来ず、都連はブラックボックスだなんて聞いたようなこと言っちゃいけない」と相変わらずの調子で攻撃し、「とにかく、岩手県で行政手腕を発揮した増田さんに任さないとね。やっぱり厚化粧の女に任せるわけにはいかないよね」と一言加えた。
即座に反撃したのが小池百合子だ。「しょっちゅうなんですよ。無茶苦茶ひどいことを言われるの。女は聞き分けのいい、使い勝手がいいなどということは絶対に思わせない。どうぞ私をぶっちぎりで勝たせてください」と声を張り上げた。
鳥越陣営は「きのうのライバル」宇都宮健児氏が応援演説?
鳥越俊太郎は「某女性候補は何年か前に雑誌の対談で、軍事上、外交上、核武装も選択肢として必要だということを発言している証拠を見てきました。こんな人を許してはなりません」
陣営は隠し玉を考えているようだ。告示直前に立候補を断念した宇都宮健児氏を応援演説に担ぎ出す動きもあるという
最後はサプライズか、あるいは失言か
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト