きょう26日(2016年7月)午前2時50分ごろ、神奈川県相模原市緑区の障害者福祉施設「津久井やまゆり園」から、「男が刃物を持って暴れている」と110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、入居者多数が刺されており、朝8時までに15人の死亡が確認された。刺した男は午前3時すぎ、津久井署に出頭し、殺人未遂などで逮捕された。
男は植松聖容疑者(26)でこの施設の元職員と言っている。
「津久井やまゆり園」入居者150人は就寝中
津久井やまゆり園は社会福祉法人「神奈川共同体」が運営しており、障害者の食事や入浴などの支援、軽作業などの生活介助を行っている。入居者は約150人で、事件のあった時はほとんどは就寝中だった。
施設はJR中央本線の相模湖駅から約2キロの静かな山間にあり、約3万平方メートエルの広い敷地に、2つの居住棟、管理棟、体育館のほか、プール、運動場などもある。あたりは緑が多く、住宅が立ち並んでいる。
入居者や施設側とトラブル?
近所の住民が施設の職員から聞いたところでは、植松は入居者を「生きる価値がない」などといっていたという。司会の夏目三久は「まだ動機がよくわからないのですが、どんなことが考えられますか」
龍崎孝(流通経済大教授)「不可解な言動を繰り返していたというのですが、入居者への行動とかで不安を与えることがあって、辞めさせられることにつながったのかもしれません。入居者への不満を抱えていたことも考えられます」
職員の資質のほか、 施設運営の内容がどうであったかも関わってくるのかもしれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト