ポケモンGO狂騒!草葉の陰でほくそえんでる任天堂前社長「オレが仕掛けた通りになった」
先週22日金曜日(2016年7月)に日本でも配信が開始されたスマートフォン用ゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)がすごい人気だそうである。私はまったく関心がないし、どうやって遊べばいいのかも知らないが、世界中で爆発的なブームだそうである。
週刊文春によれば、想定外の珍事も多く起きているという。<アメリカのミシガン州では、ポケモンをゲットするために警察署付近に立ち寄った指名手配中の男性を警察が『ゲット』したかと思えば、ワイオミング州ではポケモンを探し、川沿いを歩いていた十九歳の女性が死体を発見している>
アメリカにおける利用者は1週間で6500万人を突破し、各国のダウンロード数ランキングでも軒並み首位を獲得している。任天堂の株価も2倍以上に上昇し、「ポケモノミックス」ともいわれているそうだが、先行きは甘くないという見方もある。<「アメリカで一日の販売収入予測が一億六千万円を超えると報じられていますが、共同開発のため任天堂に入ってくる収入は限定的です」(経済部記者)>
この功労者は岩田聡前社長だが、15年7月に胆管腫瘍で逝去している。岩田氏は2007年にWiiをヒットさせた任天堂中興の祖。去年3月にDeNAとの業務・資本提携を発表し、スマホゲームを億単位のお客様に楽しんでいただくという構想を明かした。
<「当時主流だった少数ユーザーから多額の課金をするモデルと異なる路線を打ち出しましたが、当時の反応は冷たく、株価は低迷しました。今作の大ヒットを受けて、広く浅く課金をするという岩田路線が見直されています」(任天堂関係者)>
この大ヒットに、岩田氏は「オレのいったとおりだろ」とほくそ笑んでいることだろう。