ロシア選手のドーピング問題で、スポーツ仲裁裁判所はきのう21日(2016年7月)、ロシア陸上チームのリオ五輪出場を禁止すべきだとする国際陸連の決定を支持した。リオオリンピックに全競技387選手の不参加の可能性も出てきた。世界反ドーピング機関(WADA)の調べで、ロシアは尿検査サンプルのすり替えなど「国家主導の不正があった」とされていた。
野上慎平アナ「まったく無関係の選手にも連帯責任をとらせています。陸上以外の選手にもおよぶかもしれません」
IOC(国際オリンピック委員会)はあさって24日に電話会議を開き、全選手の出場可否を協議するが、ロシアはきょう予定していた壮行会をキャンセルした。
ドーピング無関係の選手もNG
司会の羽鳥慎一「うーん、どうなるのかな。本当にやっていない選手にもというのがどうもねえ」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「全選手の意見を聞いたのではなく、上の人間が勝手にやっているんですよね」
吉永みち子(エッセイスト)「選手がやるべきことに、国の威信がかかわっている。原点に戻ればいいと思いますよ」
スポーツのあり方が問われている。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト