関東で地震頻発!筑波山の下に「地震の巣」首都直下型と連動してるのか?

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   関東でやや強い地震が続いている。震度4が4日間で3回、茨城では体に感じる地震が今月(2016年7月)だけで13回も起きている。きのう20日朝の地震では、茨城・牛久市の住人は「ドンときた」「下からドシンと突き上げる感じだった」と話す。地鳴りを聞いた人もいた。 「ゴーッという感じで」「ゴゴーッと聞こえてから揺れ始めました。地鳴りが結構多いです、最近のは」

   震源は茨城県南部で深さ約50キロ、マグニチュードは5.0だった。水戸市、とちぎ市、さいたま市などは震度4、東京でも渋谷区、千代田区などは震度3だった。おとといは千葉県東方沖を震源とする最大震度4の地震が発生した。17日にも茨城南部を震源とする震度4の揺れがあり、5月には震度5弱、6月には震度4があった。

専門家「より大きな地震起きてもおかしくない状態」

   筑波大学の八木勇治准教授は「筑波山の下で地震活動が活発になっていて、それを『地震の巣』と呼ぶこともあります」という。関東地方は北米プレートの上にあるが、これに太平洋プレートとフィリピン海プレートがぶつかっている。「3・11以後、おそらく歪みがたまりやすいような状況に変わってしまった」

   首都圏直下型は最大でM7.3クラス、阪神・淡路大震災や熊本地震に相当するとされているが、一連の地震がこれと連動しているかどうかについては、「これはわからない」(東京大地震研)という。

   司会の夏目三久が「地震の巣」で発生した震度1以上の地震のリストを見せた。今月の13回のうち震度4が2回、震度3が1回、震度2と深度1が5回だ。「専門家によると、より大きな地震が起きたもおかしくないということです。地震への備え、いま一度確認してください」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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