選挙戦終盤で政策が具体的になっているか
では、選挙戦では何に注目すればいいのか。青山さんが指摘するのは「政策の進歩があるかどうか」だ。最終日の演説を聞くとわかる。初日は「とにかく待機児童ゼロ」と言っていたのが、最後に「遊休地を活用して新たな保育所をつくります」といっていたとすれば、「選挙期間中に有権者や対立候補、メディアの声などを聞き、自分の政策の熟度を高めたことがわかり、必ずやるという本気度が伝わってきます」
羽鳥「都知事選は7月31日です。選挙演説を見に行くのはなかなか難しいかもしれませんが、いろいろ聞いたり、調べたりして大事な1票を選んでください」
真夏の選挙、有権者も大変です。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト