「フランスでまたテロが起きました」と司会の羽鳥慎一が冒頭から緊張した声で伝えた。リゾート地のニースで日本時間の15日(2016年7月)早朝、花火の打ち上げを見ていた観客にトラックが突っ込んで多数の死傷者が出た。7月14日はフランス革命記念日で、これを狙ったテロの可能性が強い。
宇賀なつみキャスター「CNNによりますと、警察とトラックの運転手が銃撃戦となり、ニース市長は市民に自宅に戻ってと呼びかけたそうです」
運転手は警察との銃撃戦で射殺
75人の死者が確認されている。テレビ朝日パリ支局の天本周一記者は「最初は死者10人ほどで、事故かとも言われましたが、地元メディアは攻撃があったと伝えています」「トラックは家族連れをなぎ倒す状況で、テレビがパニック状態を映しています」と報じた。
フランスではパリの同時多発テロ以降は非常事態宣言が出されていて、警備が強化されていた。天本記者によると「サッカーのユーロ2016が終わってひと安心したところでした。ISの犯行だとすれば、パリ以外の場所で車を使うという新たなものではないかと推測されます」
映像には白い大型トラックが暴走していて、悲鳴が飛び交っている様子が写っている。「警察は銃撃戦で運転手を射殺しました。壁に穴が開いたトラックからは、銃や手投げ弾が見つかりました」と野上慎平アナが報告した。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト