きのう7日(2016年7月)、日本列島は猛暑と豪雨に見舞われ、東京都心でも36・7度を記録した。7月でこの暑さは12年ぶりのことだ。この暑さ、いつまで続くのか。
気象予報士の藤富郷が解説する。「暑さの原因を見てみますと、太平洋高気圧が大きく西日本に張り出してきたんですね。その影響で西日本からの西風が関東を直撃したということです。きょうの関東の最高気温はきのうに比べてマイナス7度と出ていますが、それでも30度ですから、暑いことに変わりはありません」
台風1号が運んできた湿った空気
司会の加藤告次「台風はどうなってますか」
富藤「すでに台湾に上陸したと思われますが、そのあとは勢力が衰えてきます。日本列島に直接の影響がないんですが、台風から変わった熱帯低気圧が来週には日本付近に影響を及ぼすと思います。
きょうは暑さよりも雨の方が心配ですね。きのう張り出していた太平洋高気圧はもう勢力を弱めてますので、南から湿った空気が入ってきてしまいます。すでに九州は湿った空気で覆われていて、これがあすになると近畿、東海へと流れ込みます」
予想降雨量は九州南部と四国が300ミリ、九州北部で250ミリ、中国・近畿でも120ミリだ。
ビレッジマン