「不本意ながらパラシュートなしでの立候補。退路を断つということが私の生き様」
小池百合子・元防衛相はきのう6日(2016年7月)、自民党からの推薦を受けずに東京都知事選に立候補すると表明した。公約は「いきなりですけど、都民目線の信頼を回復するために、『冒頭解散』『利権追及チーム』『舛添問題の第三者委員会設置』」の3項目を挙げた。
「(私も)東京都連の一員に名を連ねてきましたが、どこでだれが何を決めているのか不透明のことが多くありました。ブラックボックスのような形だった。都連の改革がまず必要だと思います」と強調した。自民党を離党するのかと問われると、「離党する意思はない」と明言した。
孤軍奮闘のジャンヌ・ダルク
時事通信の田崎史郎・特別解説委員は「自民党都連と自民党都議団に挑戦状を突き付けたのだと思います。敵と戦っているか弱い女性、ジャンヌ・ダルクみたいな女性を演じているのだろう」と冷やかに見る。
司会の小倉智昭「知事になったら不信任案が出されるのを想定して、いきなり解散ってユニークですね」
産婦人科医の宋美玄「また選挙でおカネっていうのは都民はこまりますよ」
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト