バングラ襲撃犯「裕福な家庭の高学歴20代」外国人のせいで仕事つけないと不満

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   日本人7人をふくむ20人が殺害されたバングラデシュの首都ダッカのテロ事件は、「コーランを唱えることができないと拷問されたそうです。理不尽なことが起きていました」と司会の羽鳥慎一が報告した。

イスラム国(IS)とは別グループ?

   犯人7人はライフルやナイフ、手りゅう弾を持ってレストランに現れた。「アラーアクバル(アラーのほかに神はない)」と叫んで乱射を始め、「客はほとんど外国人だった」「助けての叫び声が聞こえた」と目撃者が語る。

   犯人は20代で、裕福な家庭で育った者ばかりだという。少なくとも5人はISではなく、バングラデシュ国内の過激派組織のメンバーだった。1人は去年(2015年)10月に日本人を殺害した事件で捜査線上にあがっていたという。

   放送大の高橋和夫教授は「高学歴で仕事がないと不満がさらにつのる」と話す。バングラデシュは日本の40%ほどの国土に1億6000万人が暮し、90%がイスラム教徒だ。「親日国で、国旗も日の丸を模したといわれています」(宇賀なつみキャスター)。日本から220社が進出している。

警備レベル低い東南アジアで活動活発化

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「これまでテロの対象にはならなかった日本人が、今回は狙われたわけですね」

   高橋教授はこう警告する。「テロリストにとっては、日本人も敵なんです。日本政府の政策が正しいかどうかはわからないが、日本への反発はあります。日本人がみんなから愛される時代ではありません。警備のレベルが低い国が危ない。具体的には東南アジアだ」と警告する。しかし、日本人だから狙われたということでもなさそうだ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト