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安倍首相が口説いた青山繁晴「参院議員候補」の下品!きたない言葉で罵倒

   週刊文春は巻頭ページを使って、参院選挙に自民党から「最後の男」として比例区で出馬した青山繁晴(63)なる人物の身体検査をしている。安倍首相から直々に電話が掛かってきて「出てもらいたい」といわれたという青山氏は、共同通信の元記者で、民間シンクタンク・独立総合研究所の代表である。

   東京では知名度はないが、関西では故やしきたかじんの番組などに出演して人気があるそうだ。安倍首相の『お友だち』の一人なのだろう。公約は「議員は一期しかやらない。政治献金は一円も受け取らない。TPP反対」だそうで、当選確実と見られているそうである。

   だが、この御仁、96年に起きたペルー日本大使公邸人質事件の取材で首都リマに飛び、約130日間1度も帰国せず、約1500万円の経費を使ったが、そのうちの約450万円が「私的流用の疑い」がかけられたことがあるそうだ。結局、97年に共同通信を辞め、450万円ほどを退職金と相殺したという。

   数々の歴史的なスクープを連発したと参院選のビラにあるが、やはり元共同通信記者の青木理氏は「共同の社内で、特ダネ記者として青山氏の名前を聞いたことがありません」と話している。その他にも、原子力委員会の専門委員という立場を利用して福島第一原発を訪問し、吉田昌郎所長に会った様子をテレビや写真週刊誌で公開して政府から抗議を受けたことがある。

   私も一度だけ青山氏には会ったことがあるが、元ブンヤ臭さのプンプン臭う人物であった。だが、週刊文春が目くじら立てて追及するほどのタマとは思えない。この特集の読みどころは、週刊文春が数々の疑惑を青山氏にぶつけたときに、青山氏が記者を罵倒した言葉の激しさ、汚さである。ひと言だけ紹介しよう。「本当に恥ずかしいヤツだな。そんなことで給料をもらってどうするんだ、お前は。人間が腐りかかっているぞ。家に帰って裸になった自分を見てみろ!」

   嫌な取材だからといって、これほど相手の人格を傷つけるようないい方をする人間が参議院議員にふさわしいかどうか、私は疑問である。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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